コメント

満島真之介
宮沢賢治役

「ほんたうのさいはひはいったいなんだろう」
誰しもが歩み続けるであろう幸いへの道。
宮沢賢治は、どこまでもどこまでも僕たちと一緒に進んでいこうと説いた。
時を超え、新たな時代が動き出す今。
魂から溢れる愛情、生命の手ざわりを分かち合いたい。

コムアイ（水曜日のカンパネラ）
川蟹の兄役

岩手の釜石にて、歌劇『四次元の賢治 –完結編-』に蟹の兄弟の兄の役で参加させていただきました。
また9月に宮城と東京で公演があります。
満島真之介くんのエネルギーが泉のようで、全員を光らせていくさま。
Salyuさんが一つの声を発するたびに、目と耳が奪われて。
ヒロコちゃんの歌への忠誠は、空間を神聖な気持ちで包みます。
この世とあの世の境界をまたぎ、また、みなさんと四次元を旅することができるのでしょうか！
どんな空気が出来上がるのか、楽しみにしています。

Salyu
妹・とし子役

宮沢賢治の世界を
音楽の響きをガイドに
紐解く作品です
活字のメッセージが
声に読まれ 歌われて
響き(空間)へと転換されます
その時を共に楽しみましょう

ヤマグチヒロコ
川蟹の弟役

慈悲の哲理を根幹に抱いた宮沢賢治の作品たちが、
歌で、音楽で、映像で
まさに今蘇ったような作品です。
才能豊かな素晴らしい出演者の皆さん、
そして『四次元の賢治 –完結編-』に関わる全ての皆さんと共に
私も賢治の心を伝えられたら幸いです。

小林武史
音楽担当

日常的にもマクロからミクロまでの非日常的にも宇宙観と言えるものと、
リアルな感触を持って繋がっていける稀少な表現になっていると思う。
釜石の初演でまさかの完成度をみせたこのオペラが、
塩竈杉村惇美術館での小さいながら豊かな空間での表現と、
初の東京公演での表現、
二つの起伏に富んだ舞台をどう駆け抜けていくのか
本当に興味がある。