市街地エリア | キュレーター:有馬かおる

halken LLP

はるけん

山形出身の画家・スガノサカエ(1947-2016)のマネジメントをきっかけに、2012年に結成された二人組のチーム。展覧会のキュレーションや構成・デザイン、アーティストブックの企画・制作・出版、アーティストマネジメントなど、幅広く活動を展開している。キュレーションを手がけた主な展覧会に、十和田市現代美術館「スガノサカエの図画展」(2010)、山形ビエンナーレ 2014「スガノサカエ図画展 山をなぞる trace the life」、山形ビエンナーレ 2016「スガノサカエ図画展 pose of repose ~安息のポーズ~」、山形県東根市美術館(まなびあテラス)「TOCHKA Playground!」展(2017)など。山形ビエンナーレ2018では、企画展「現代山形考」の展示構成・デザインを手がけた。企画・制作・出版したアーティストブックに、スガノサカエ『FLAMENCO SKETCHES』、下道基行『日曜画家/Sunday Painter』[普及版]などがある。2017年より山形藝術界隈の展覧会ビジュアルのデザインを手掛け、現在は同グループのマネジメントやキュレーションなどにも携わっている。今回は山形藝術界隈の展示をディレクション。

山形藝術界隈とは
「山形ビエンナーレ2016」期間中に開催されたアートの市「芸術界隈」(ディレクター・三瀬夏之介)から派生した芸術運動体として2016年より活動開始。絵画・音楽・パフォーマンス等それぞれの表現活動を行なうメンバーが集まり、既存の枠組みに捕われない新たな作品制作・発表のあり方を模索する実験的な活動を行なっている。2017年は、山形・ミサワクラス、山形・白鷹町文化交流センター、東京・新宿伊勢丹(ISETAN ニューアーティスト・ディスプレイ)、山形・鶴岡アートフォーラム(東北画は可能か?/三瀬夏之介個展 関連企画)での各種展示を行なった。2018年は、RAF2019キュレーター有馬かおるとの出会いをきっかけに生まれたプロジェクト「年間山形藝術界隈展」を立ち上げ、2019年2月まで年間を通しての企画展示を宮城・GALVANIZE gallery(石巻のキワマリ荘)で行なった。