Reborn-Art Festival × Tカード「石巻の子どもたちとアートを作ろう」プロジェクト で制作した《まほう》とその制作過程を追った《魔法のかけかた》、2つの映像作品を市街地エリアの旧観慶丸商店インフォメーションで公開しています。
2017年の「リボーン祭り」のヤグラと牡鹿ビレッジの貝殻テーブルづくり、2018年の「リボーン音頭」の「4番の歌詞と振付づくり」に続き、2019年は「石巻に魔法をかけよう」をテーマに子どもたちと森本千絵が映像制作を行いました。音楽は、小林武史と Salyu による「魔法」。「石巻がこんなふうになったら」という子どもたちの夢やアイデアがつまった映像作品《まほう》が完成しました。映像に出てくるいろいろなものたちで装飾された場所で、映像を上映しています。
《魔法のかけかた》は、子どもたちのアート制作企画ワークショップが開催された3月2日から、映像作品が完成しRAFに出展された8月20日まで約5ヶ月にわたり、子どもたちがアート制作に取り組む姿とその日常に密着しながら撮影されました。
監督は、是枝裕和監督主催の制作者集団「分福」に所属する今中康平。今中監督はRAFおよび「Reborn-Art Festival × Tカード」のコンセプトに共感し、「いまの石巻の子どもたちは何を考え、何を見ているか」を作品の主軸に置き、石巻の子どもたちによって企画・制作された映像作品《まほう》のメイキング・フィルムとして制作しました。震災の街・石巻で生きる子どもたちが《まほう》を作っていく過程で、石巻の現在と未来に真正面から向き合っていく様子がその成長とともに36分30秒のドキュメンタリー映像に収められています。音楽は小林武史が担当しました。
上映スケジュール
①11:00〜
②12:00〜
③13:00〜
④14:00〜
⑤15:00〜
⑥16:00〜
《魔法のかけかた》上映時間36分30秒
《まほう》上映時間5分30秒
の順番で各回1回ずつ上映しています。