鮎川エリア参加アーティスト青葉市子のCD-R『鮎川のしづく』を旧観慶丸商店インフォメーション、鮎川インフォメーション、詩人の家 BAR(作品鑑賞時間終了後〜20:00)とオンラインショップ(予約販売)で販売しています。
『鮎川のしづく』
01 鹿
02 雨上がりの水流1
03 雨上がりの水流2
04 詩人の家宿泊棟にて、心音
05 合奏:吉増剛造「海の恒星」+青葉市子「あわの声」のり浜にて
06 鷗
07 鴬
08 鴬と雉子
09 丘の風
10 船の寝床
11 ジンジャーエール
12 麦茶の水筒
13 のり浜の洞窟のピアニカ1
14 のり浜の洞窟のピアニカ2
15 泥絵の筆とギター
16 合奏:青葉市子「星のプレゼント」+吉増剛造「初湯」のり浜の洞窟にて
17 のり浜「あわの声」
18 ピアノ、sonihouseにて
19 遠くの島の唄
20 循環
21 鳥と風
22 時報、午前7時
23 時報、正午
24 時報、午後5時
【うた・演奏】
青葉市子
M5とM16 吉増剛造、青葉市子
M15 淺井裕介、青葉市子
【フィールドレコーディング】
東岳志
【時報録音】
石塚周太
【録音場所】
2019年夏 石巻 – 鮎川、のり浜、十八成浜、小積
東京 – echo and cloud studio
奈良 – sonihouse
【ミックス・マスタリング】
石塚周太
【写真】
島袋道浩、青葉市子
【デザイン】
渡邊真有(株式会社クルック)
【スペシャルサンクス】
鮎川の皆さま、鶴林万平、長谷川アンナ、松田朕佳、ミントちゃん
【制作協力】
島袋道浩 リボーンアート・フェスティバル事務局 PIANO INC.
© Reborn-Art Festival
金額:2,000円(税込)
収録曲「22 時報、午前7時」「23 時報、正午」「24 時報、午後5時」について
青葉市子の作品《時報》は午前7時・正午・午後5時に石巻市内全域の防災スピーカーから鳴る、それぞれの楽曲を声のハーモニーで編曲した作品でした(《時報》について)。この作品は、会期が始まって11日目で、展示見直しとなりました(展示見直しについて)。より良い表現を青葉市子、キュレーターの島袋道浩、Reborn-Art Festival事務局で検討した結果、『鮎川のしづく』に収録することになりました。
<青葉市子より>
時報がもとの音に戻ってから1ヶ月が経ちました。
鮎川の音たちに包まれるようにして、
時報の3曲は『鮎川のしづく』に収録される事になりました。
防災スピーカーから流れていたモノラル音質から、
CD-R収録用にステレオミックスを行いました。
鹿の声や雨の水流、船が波にたゆたう音、鳥の気配、鯨の交信。
この土地で鳴っている音たちには、やわらかくて心地よい揺らぎがありました。
同じ星で循環する音の群れに、このたびの時報も、人びとの声も、
包まれているように感じます。
色々な想いを持って時報について言葉を下さった皆さま、
ありがとうございます。
これからも様々な生きものの営みが、
豊かな表現となってゆきますように。