桃浦エリアにある「もものうらビレッジ」は、2017年にオープンし、ワークショップや自然体験を行いながら地元の方々と作ってきたリボーンアート・フェスティバルの公式宿泊体験施設。今年新設されたバーベキューエリアは、住友林業より提供された東北産木材を使用しています。新しい木の香りで疲れたからだを癒してください。
「もものうらビレッジ」は宿泊だけではなく、人が本来持っている力やかつて人々が実践してきた暮らしの知恵を学び実践するプログラムも用意。前回、リボーンアート・フェスティバル2017では「Reborn-Art Walk」として地元での活動で知り合った人々と地域の魅力を体験し、自らの身体感覚が変わるようなスペシャルなツアーを開催しました。
今年は宿泊体験施設として機能するほか、ナイトプログラム「夜側のできごと – Peach Beach, Sunset to Sunrise」の拠点のひとつに。太陽のもとで当たり前のように触れているはずのものにささやかに出会い直すためのヒントのようなものが一夜の中に散りばめられます。
住友林業は2016年からリボーンアート・フェスティバルに賛同し、東北の支援につながるよう、東北産の木材を選んで提供しています。荻浜エリアにある牡鹿ビレッジの食堂「はまさいさい」の前に置かれたテーブルや椅子もその木材を使用したもの。
2017年には牡鹿ビレッジでウッドデッキの施工、芝やウッドチップの提供、この地域の植生に合わせた植樹をしました。この芝は東日本大震災で津波の被害を受けた土地の有効活用を目的に、住友林業が地元の農業法人と共に生産に取り組んでいる塩害に強いオリジナル芝です。2016年に「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」の会場で使用したものから採った種を育て、2017年にこちらに植えました。
また、2018年には、「ap bank fes’18」のReborn-Art VILLAGEに展示された深澤孝史のアート作品《Reborn FLOWER HOUSE》にも木材が提供されました。