荻浜エリア
牡蠣の養殖場を抜けて細道を行くと現れるホワイトシェルビーチには、名和晃平の作品《White Deer (Oshika)》、そして「Reborn-Art DINING」が。食堂「はまさいさい」もある県道沿いの牡鹿ビレッジは、地域の方々と新しいなりわいやさまざまな循環の創出を目指す拠点の一つです。
エリアテーマ
プライマル エナジー - 原始の力
名和晃平
漁港から海沿いの山道を歩くと、貝殻で白くなった小高いところに
《White Deer (Oshika)》がいます。
近くの浜辺には正午の「太陽」を観測する装置があります。
その北側に三つの洞窟があり、暗がりの奥に蠢く「光」や
赤く燃え続ける「炎」、青く光る「海」の断片が見えます。
浜辺を奥に進むと、老木に菌糸を巻きつけた大きな「キノコ」が幹の先端で風に揺れています。
荻浜エリアは、太古から存在する普遍的なイメージが風景に溶け込み、
原始的なエネルギーに満ちた場になるでしょう。
キュレーター
名和晃平
Kohei Nawa
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009年、京都に創作のためのプラットフォーム「SANDWICH」を立ち上げる。独自の「PixCell」という概念を軸に、様々な素材とテクノロジーを駆使し、彫刻の新たな可能性を拡げている。 近年は建築や舞台のプロジェクトにも取り組み、空間とアートを同時に生み出している。
アーティスト
トピック
-
ダミアン・ジャレと中野公揮によるワークショップを実施
9月26日(木)〜29日(日) 、世界的に活躍する振付家/ダンサーのダミアン・ジャレと数名のダンサーたち、そしてピアニスト/作曲家の中野公揮が 荻浜エリア のキュレーター名和晃平の招きに応じてダンス・ワークショップを行います。詳細を見る2019.09.26
-
小林武史「BGM for the ART」9月24日(火)は網地島で
2017年より続く小林武史の「BGM for the ART」シリーズ。2019年も開催が決定しました。リボーンアート・フェスティバルに設置されたアート作品と牡鹿半島の自然にインスピレーションを受けながら、小林武史がその空間を音楽で満たしていきます。詳細を見る2019.09.21
-
Reborn-Art DININGのグランドメニュー
荻浜エリアに鹿の彫刻《White Deer (Oshika)》とともに佇むレストランReborn-Art DINING。ゲストシェフが来ない通常時も、ローカルシェフが地域の旬をダイレクトに表現したグランドメニューを提供しています。詳細を見る2019.08.24
荻浜エリア マップ