荻浜エリア | キュレーター:名和晃平

名和晃平

なわ こうへい

1975年生まれ。彫刻家、SANDWICH Inc.主宰、京都造形芸術大学教授。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009年、京都に創作のためのプラットフォーム「 SANDWICH 」を立ち上げる。独自の「 PixCell 」という概念を軸に、様々な素材とテクノロジーを駆使し、彫刻の新たな可能性を拡げている。 近年は建築や舞台のプロジェクトにも取り組み、空間とアートを同時に生み出している。

展示作品

White Deer (Oshika)

荻浜エリア  | D1

時刻によって表情を変える「迷い鹿」

Photo: Kieko Watanabe (Pontic Design Office)

White Deer (Oshika)

荻浜エリア  D1

MAP

時刻によって表情を変える「迷い鹿」

「鹿は古来から『神使』や『神獣』として、アニミズムや神道などの信仰のなかで親しまれてきました。近年、日本では鹿が増え続けており、人里に時々現れる鹿は、『迷い鹿』と呼ばれます。《White Deer (Oshika)》はインターネット上に現れた『迷い鹿』(鹿の剥製)を取り寄せ、3Dスキャンして得たデータを元に制作されました。牡鹿半島・荻浜に立つその姿は遠くの空を見上げ、旅の原点である瀬戸内海・犬島の方を向いています」(名和晃平)

制作年:2017
鑑賞可能時間
平日…10:00~16:00(15:30最終受付)
土日祝・8月13日~16日…10:00〜17:00(16:30最終受付)
作品の場所
ホワイトシェルビーチ
オフィシャル
ツアー
○ 牡鹿半島コース
パスポート
必須

このエリア周辺の作品

Flame

荻浜エリア  | D5

洞窟で対峙する『炎』

展示イメージ

Flame

荻浜エリア  D5

MAP

洞窟で対峙する『炎』

「洞窟の暗がりの奥に赤く燃え続ける『炎』のような作品 。人にとって、そしてこの世 界にとって、『炎』 とは一体何か?『炎』 のようなものと向き合いながら考えてみたい」(名和晃平)

制作年:2019

サウンドスケープ:原摩利彦 協力:有限会社涼仙
鑑賞可能時間
平日…10:00~16:00(15:30最終受付)
土日祝・8月13日~16日…10:00〜17:00(16:30最終受付)
作品の場所
ふたつめの洞窟
オフィシャル
ツアー
○ 牡鹿半島コース
パスポート
必須

このエリア周辺の作品

アーティスト関連トピック

  • Reborn-Art Festival 2017、2019 鑑賞可能な作品について

    Reborn - Art Festival でいままで公開された作品の一部は、現在も鑑賞することができます。鑑賞の詳細やアクセスについては下記をご覧ください。なお、移動や鑑賞中の天候による怪我や事故などに対し て、Reborn-Art Festival 事務局での責任は負いか ねます。お気をつけてご鑑賞ください。
    詳細を見る

    2020.09.01

  • ダミアン・ジャレと中野公揮によるワークショップを実施

    9月26日(木)〜29日(日) 、世界的に活躍する振付家/ダンサーのダミアン・ジャレと数名のダンサーたち、そしてピアニスト/作曲家の中野公揮が 荻浜エリア のキュレーター名和晃平の招きに応じてダンス・ワークショップを行います。
    詳細を見る

    2019.09.26

  • 小林武史「BGM for the ART」9月24日(火)は網地島で

    2017年より続く小林武史の「BGM for the ART」シリーズ。2019年も開催が決定しました。リボーンアート・フェスティバルに設置されたアート作品と牡鹿半島の自然にインスピレーションを受けながら、小林武史がその空間を音楽で満たしていきます。
    詳細を見る

    2019.09.21